金利と景気の関係【お金の授業 23時間目】

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金利と景気の関係

前回は、金利がどういったものかという
お話をしました。

今回は、これらをふまえて
“金利と景気の関係” を
わかりやすくお伝えしたいと思います。

金利は、世の中の
“お金に対する需要と供給のバランス” により
変動しています。

例えば、今の世の中が
“景気が良い” 状態であるとしましょう。

社会にはとても活気があり
人々の暮らしにもゆとりがあるので
日々、様々なモノやサービスが
生み出されては売れていきます。

モノやサービスが売れるという事は
企業が儲かるということなので
そこで働く従業員の給料も上がります。

この非常に良いサイクルで
社会が回っている状態が、俗にいう
“景気が良い” という状態です。

こうして、社会はますます
活気づいていきます。

豊かになった社会では
さらに新しいモノやサービスが
次々と生み出され、これを受けた人々も
どんどん新しい価値を求める様になります。

こうなると、企業としても
さらに多くの新たな価値を生むため
新しい設備や多くの従業員を欲する事で
さらなる資金が必要になります。

企業は、新しい価値を生むため

人々は、その価値を購入するために
より多くのお金を求める様になるのです。

これは

“お金の需要が上がった”

ということです。

こうして、お金の需要が上がってくると
世の中では “金利” も上がります。

多くの人がお金を求めるので
その取引に対する使用料も高くなる
というわけですね。

という事は、金利だけではなく
その先にある”モノやサービスの価値” も
同時に上がっていきます。

つまり、お金よりも
モノやサービスに対する価値が
高く評価され始めた、という事です。

こうなると、モノやサービスの値段も
どんどん上がっていきます。

すると、今度は・・

「金利が上がっているんだし
 わざわざ高い買い物をするより
 預金をして蓄えておいた方が
 利口なんじゃないか?」

と考える人が出てきます。

金利が上がったことにより
預金に対する利息も上がっているので

「使うよりも 貯蓄しておいた方がお得だぞ」

というわけです。

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そして次第に、買い物をする人より
預金をする人が増えます。

という事は、お金が使われなくなるので
社会ではどんどん、モノやサービスが
売れなくなっていきます。

モノやサービスが売れなくなるという事は
新しい価値を求める人が減り
お金を使わなくなる、ということです。

という事は企業も、その活動を
縮小せざるを得なくなってきますので
新しい資金を投入しにくくなります。

つまりこれが

“お金の需要が下がった”

という状態です。

お金に対する需要が下がったので
当然、金利も下がっていくわけですが
社会では、まずこうしてお金が回らなくなり
次第に、景気が悪化していくのです。

実際には、もっと細かな経済の動きが
複雑に絡み合って起こる現象なので
必ずしもこうなる、というわけではありません。

しかし基本的には
こうした世の中の動きにあわせて
金利も変動しているのです。

なお、経済のバランスを保つために
これらの金利を調整しているのが
お金を発行している日本の中央銀行
つまり「日本銀行」です。

この、日本銀行による金利の調整が
新聞やTVなどでたまに耳にする
“経済政策” と呼ばれるものです。


世の中にお金が回らなくなり
金利も下がって、どんどん
景気が悪くなってきてしまいました。

という事は、銀行の利息も下がっているので
預金の旨味も減ったという事です。

しかし、この時同時に
ローンの金利も下がっているので
お金が借りやすくなっている事に
気が付く人が出てきます。

「金利の低い銀行で
 預金しておいてもしょうがないな・・」

「預金じゃなくて、もっと他の方法で
 殖やす事はできないかな?」

「ちょっと待てよ?
 金利の安い今のうちにお金を借りて
 買い物をすればお得なんじゃないか?」

こうして少しずつ、預金を考える人より
また、お金を使おうという人が増えます。

ということは、お金の需要が上がるので
同時に、金利も上がっていきます。

こうして、再び世の中のお金が回り始め
景気が良くなっていくのです。


これが、大まかな世の中の仕組みであり
“金利と景気の関係” です。

人間が生み出す感情や社会の動きは
本当に面白いですね。

あなたも、こうした仕組みを知る事で
今までよりももっと深いところまで
いろいろなものの見方や考え方が
できる様になります。

この新しい視点は、あなたに
世の中の別の楽しみ方も与えてくれます。

ぜひこの機会に、経済にも
興味を持ってみることをお勧めします。

それでは、また次の授業でお会いしましょう。

インフレとデフレ
[お金の授業 24時間目]

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