牢獄からでも1億円(後編)【お金の物語】

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ms-牢獄からでも1億円

牢獄からでも1億円(前編)はこちら

それは、彼が経営難に苦しむ
あるプロ野球球団の買収を
申し出た事で始まりました。

マスメディアは、30代前半の若き社長の
申し出を、まるで狂言であるかの様に
面白おかしく書き立てました。

しかし結局、この申し出は
球団側に拒否されてしまいます。

翌年2005年、今度はニッポン放送の株を
40%以上取得することに成功し
同社最大の株主となりました。

この常識を越えた買収劇に
当時ニッポン放送の子会社である
フジテレビを出入り禁止になるなど
またまた、世間を騒がせたのです。

結局この騒動は、フジテレビに
1400億円で全ニッポン放送株を
売却する形で和解しました。

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その後も、選挙に立候補するなど
破天荒とも言える彼の行動の数々は
やがて、多くの若者をはじめ
日本中の人々の心を捉えていきました。

しかし、順風満帆に見えた彼の快進撃にも
ついに陰りが見え始めます。

ライブドアの決算報告書に
虚偽の内容を掲載した疑いで
ライブドアとその取締役達が
「証券取締法等違反」の罪で
起訴されてしまったのです。

一貫して「無罪」を主張していた
彼の努力も虚しく、2006年
ついに彼とライブドアの幹部達は
逮捕されてしまいます。

そして同年、彼をはじめ
幹部達も次々とライブドアの取締役を辞任

株式上場も廃止されてしまいました。

その後、3ヶ月間の拘束の後
3億円の保釈金を支払い
彼と検察側との全面戦争とも呼べる戦いが
始まります。

この戦いは、実に何年にも渡って
繰り広げられましたが、2011年
ついに懲役2年6ヶ月の
実刑判決が下されてしまいました。

しかし、こんな時でも
彼は最後まで世間を沸かせます。

なんと、彼は東京高等検察庁に出頭する際
髪型を「モヒカン」にして現れたのです。

そう、彼が元ライブドア社長
ホリエモンこと「堀江貴文」さんです。

彼は、ネットバブルと共に彗星のごとく現れ
幾度となく世間を騒がせ、起業家を目指す
多くの若者達を勇気付けました。

まだまだ、古い考え方が権力を持っている
今の日本では、彼という存在は
異形であり、目立ち過ぎたのかもしれません。

しかし彼は、収容された後も
ビジネスの心を忘れません。

何と彼は、獄中から
有料メールマガジンを発行するという
前代未聞のビジネスを始めました。

そして、その読者数は
当時13000人(月額840円)

彼は、牢獄に収容されていながら
年収1億円以上を稼ぎ出していたのです。

参考資料:有森隆 著 (2005)
     経営者を格付けする(草思社)

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